レインボーシックスシージ
レインボーシックスシージと言うゲームをご存じだろうか。
今回はこのゲームについて紹介しよう。
1.レインボーシックスシージとは
レインボーシックスシージ(以降シージ)は2015年12月にUBIより発売されたタクティカルシューティングという種類のゲームです。
ゲームは、5人対5人の攻撃サイド、防衛サイドと2チームに分かれ、マップ内のどこかにある爆弾を解除、防衛したり、人質を奪取、防衛したりする。プレイヤーは各国の特殊部隊(FBI、SAS、S,A,Tなど)を操作する。各オペレータごとに固有のガジェット(道具)を持ち、それらを駆使し目標を達成、勝利していくのだ。
また、他のシューティングゲームとはだいぶ違い、ヘッドショット1発で死亡、一度やられたら復活できないなどプレイヤーはだいぶ倒されやすくなっている。そのため、軽々死ぬということが許されない。
緊迫した状況が続くこのゲーム、それ故にチームで勝利をもぎ取る爽快感はまさに別格なのだ。
2.eスポーツとして
eスポーツとしても人気があるこのゲームは各国のプレイヤーが集まる世界大会が定期的に開かれ日本からも実力のあるチームが参戦。最近あった大会「Six invitational 2019」ですと日本チームはtop4の成績を収めました。
その大会のルールは
1.ゲームモード:爆弾
2.1ラウンド3分、7ラウンド先取(デュース有り)、2マップ獲得で勝利
3.BANオペレーター数(Pick&Banシステム):4
4.攻撃防衛サイドチェンジ:5
5.第6の選択オン とざっくりですがこんな感じです。
世界中から集まるチームはどこもマップの研究、対戦相手の研究、たくさんの作戦やチームとしての連携力を求められます。
作戦という面でルールで記載したPick&Banシステム、第6の選択というシステムが非常に重要なのです。
- Pick&Banシステム:試合で使用禁止とするオペレーターの選択
- 第6の選択:使用オペレーター決定後、相手チームにそれが公開される。その後、相手に知られることなく一人だけ変更可能なシステム
これらにより作戦の数、質が求められる。相手チームの作戦を読み取り、それに最適な作戦を持ってくる事ができれば限りなく勝利は近づきます。
個人としての動きがうまくてもこのゲームは成り立ちません。チームとしての動きができなければ足を引っ張ってしまう可能性もあります。チーム内でそれぞれ役割を決め、それぞれの役割を全うする。逐一変わる状況に合わせた動きを臨機応変に考えチーム内で共有し行動に移す。チームとしての力がしっかりできていなければ勝つことはほぼ不可能と言っても過言ではない。
最後に
撃ち合いメインが多いシューティングゲームの中ではかなり異質なこのゲーム。作戦、連携力、駆け引きなど思いのほか頭を使う。
独特の緊張感が続くシージはその魅力に一度はまってしまうと抜け出せないほど中毒性が高いのだ。
(画像引用:
レインボーシックス シージ - Tom Clancy's Rainbow Six® Siege | Ubisoft様)